仕事の都合上、家で何らかの作業をすることが多い。 昔住んでいたところの目の前に保育園が建設された。保育園ができる前は閑静な住宅街だった。 「高々子どもの音だし問題ないだろう」と高をくくっていたら、想像以上の音が鳴り響いた。 部屋にいても子供の甲高い声がガンガン響いてくる。 窓をすべて閉め防音イアーマフと耳栓を取り付け、さらに音の大きい換気扇を常時作動させてギリギリ相殺できるほどの音だ。 日によっては、そういう対策をしても子供の声が聞こえてくることもあった。 何もせずに外に出たら子供の声が「腹に来る」レベルだった。 そういう環境になったせいでだんだんとストレスもたまり、夜眠れなくなったりしたこともあった。 酷い時には子供の大きな声に晒され、どんな策を講じてもそれが聞こえてしまうというリアルな夢まで見た。 幸い賃貸住宅だったので、機を見て脱出。今住んでいるところは保育園から割と離れている地域な