iOSで音声を録音するのはもちろんできますが、FFTのライブラリも標準で組み込まれていて手軽に使えます。今日は録音した音声ファイルを解析して周波数特性(パワースペクトル)を得るところまでを紹介します。意外とそのものずばりの方法はなかなか見つからないので。 なお、サンプルコードはエラー処理を省いているので必要であれば適宜追加する必要有りです。 フレームワークを追加する フレームワークを3つ追加します。 AVFoundation ← 録音 AudioToolBox ← ExtAudioFileのため Accelerate ← FFTのため 音声を録音するまで まずAudioSessionの初期化が必要です。これをやっておかないと録音できません。このコードは起動時に実行されれば良いのでAppDelegateのdidFinishLaunchingWithOptionsあたりで呼んでおけばOKです。