Ars Technicaによると、本アップデート適用後のニンテンドー3DS(以下、3DS)では、カスタムファームウェア(CFW)の導入が難しくなっているという。CFWとは非公式に改造されたファームウェアのこと。導入の際には、3DS上の脆弱性を突いたさまざまな方法で本来のファームウェアを書き換える方法がとられているという。導入により、3DS上で通常では実行不可能なアプリやソフトウェアを実行可能になるとされている。CFWは自作ソフトウェア利用を目的とするユーザーのほか、海賊版のプレイを目的とする者にも用いられている側面がある。 今回、CFW利用者コミュニティにおいて、システムバージョン11.17.0-5導入後に新たにCFWをインストールできなくなっていることが報告されている。システムバージョン11.17.0-5により従来の脆弱性がなくなり、CFW導入に用いられていたいくつかの方法が封じられてい