今なお輝く世紀の双子 ザ・ピーナッツ50周年2009年6月11日 日本ポップス史にひときわ大きく輝く双子のデュオ、ザ・ピーナッツ。デビュー50周年の節目を迎え、CDやDVDの発売が相次いでいる。75年に引退するまで、海外の流行を積極的に採り入れる一方、和製ポップスを米国やドイツなどに紹介した。2人の歌声は、今なお刺激的だ。 愛知県生まれのエミとユミは、59年2月に17歳でデビュー。歌謡番組「ザ・ヒットパレード」や「シャボン玉ホリデー」などを通して国民的なスターになった。「恋のバカンス」や「恋のフーガ」はカラオケの定番だ。 「エド・サリバン・ショー」など欧米の人気テレビ番組にも出演し、ドイツではドイツ語のシングルも出している。昨年話題を呼んだ桑田佳祐のワンマンショー「ひとり紅白歌合戦」では全61曲中、ピーナッツの曲が5曲を占め、若い世代に対しても存在感を示した。 キングレコードは今年1月から