新型コロナウイルスに関して、さまざまな「独特の症状」が報道されるようになってきた。もっとも有名なのは、味覚と嗅覚の異常だろう。日本でも、阪神の藤浪晋太郎選手や、タレントの黒沢かずこが味覚・嗅覚の感じにくさを公表し、広く知られるようになった。 新型肺炎パンデミック!死亡患者17人「最期の1週間」全症状 カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究チームは、4月12日、味覚・嗅覚障害のある人は、比較的回復が早いとする調査結果を発表している。研究チームの医師は「匂いがわからなくなった患者の74%が、調査時には回復」と指摘している。 新型コロナウイルスは、通常のインフルエンザとは異なる肺炎を引き起こす。イタリアでは、新型肺炎が治っても、肺に永久的な損傷が残るかもしれないと報道されている。ライニュース(4月18日)によれば、軽症で、自宅療養で完治した6人のダイバーが、肺の損傷のため、もはやダイビングできな
新型コロナウイルスに感染し、入院の必要がないと診断された軽症や症状がない人について、自宅から直接、ホテルに受け入れる取り組みを東京都が始めて24日で1週間になります。 都によりますと、自宅での療養を選ぶ人が多く客室に空きがあるということで、家庭内での感染を防ぐ観点からも自宅からの移動をどう促すかが課題になっています。 東京都は、港区にある「品川プリンスホテル」の「イーストタワー」で、入院の必要がないと診断された軽症や症状がない人を自宅から直接、受け入れる取り組みを今月17日から始めました。 24日で1週間になりますが、都によりますと、受け入れ可能な人数が450人程度であるのに対して、23日の時点でホテルに入ったのは99人で、客室にまだ空きがあるということです。 都は、ホテルか自宅かどちらで療養するか聞かれた際、症状がない人を中心にホテルでは自由に過ごせないなどとして自宅を希望する人が多いと
アメリカ、ニューヨーク州のクオモ知事は新型コロナウイルスの抗体検査を3000人に実施したところ、およそ14%に抗体が確認されたと発表しました。ただデータは限定的だとして、実態の把握には検査の拡充が必要だとしています。 これについてクオモ知事は23日の記者会見で、初期段階の検査の結果、無作為に選んだ3000人の13.9%に抗体が確認されたと発表しました。 ニューヨーク州では22日の時点で26万3000人の感染が確認されていますが、クオモ知事は州全体の人口から計算した場合、13.9%は270万人にあたるとして、感染が把握されているより広がっている可能性を指摘しました。 ただクオモ知事は「検査は暫定的で限定的だ」としていて、実態の把握には検査の拡充が必要だとしています。 またWHO=世界保健機関は先に抗体検査の技術は十分に検証されておらず、抗体自体に関しても不明な点が多いという認識を示しているほ
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