電気自動車の世界では、最新のバッテリーセル化学を巡って、ここ数週間から数カ月の間、「M3P」バッテリーが注目されています。M3PはCATLのリン酸マンガン鉄リチウムまたはLMFP電池として知られています。 【元記事】CATL’s M3P inside the Model Y: the next LFP? by Lei Xing. 低コストで高いエネルギー密度を実現するM3Pバッテリー 7月22日に四川省宜賓市で開かれた世界動力電池会議で、世界最大のEVバッテリーサプライヤーのチーフサイエンティストである呉凱氏は、M3Pの大量生産がすでに始まっており、来年から商業利用が始まると話しました。 呉凱氏。 8月3日、中国メディアのLatePost Autoは、CATLが今年の第4四半期に72kWhバッテリーパック搭載の新しいモデルYに使うM3Pバッテリーを、テスラに供給し始めると報じました。202