宋文洲(sohbunshu)氏が語るTPPの本質 - Togetterとか「TPPに参加しなくともこの国に明日はくる」〜日経TPP旗振り論説に反論する - 木走日記とかの主張を見ていて思うのです。 TPP反対の人は、もちろん農業や医療・薬品関係者のように、半ば杞憂の世界で自分たちの保護権益*1を侵されるのではないかと主張する人もいますが、むしろそれ以外に、アメリカ経済に日本経済が従属することになるとか、あるいはアメリカの輸出増大のための市場開放だという理由で反対する人がいるようです。 でも良く考えてください。今回のTPP参加の話は、今年9月の野田・オバマ会談(参照)を一つのきっかけに急進展しました。なぜここで野田総理がオバマ大統領に押されまくったかというと、もちろん、野田総理のほうにも、これまでの日本の内閣で、アメリカと対立した政権は短命で、アメリカと良好な関係を築いた政権(小泉政権、中曽