文部科学省は18日、今年6月6日から実施してきた、2011年度科学技術戦略推進費「放射性物質による環境影響への対策基盤の確立」『放射性物質の分布状況等に関する調査研究』において、「文部科学省放射線量等分布マップ拡大サイト」を一般公開した。 文部科学省では、地表面に沈着した放射性物質による住民の健康への影響及び環境への影響を将来にわたり継続的に確認するため、梅雨が本格化し、土壌の表面状態が変化する前の時点において、東京電力福島第一原子力発電所から概ね100km圏内の約2,200カ所で、空間線量率を測定するとともに、土壌を採取し、各土壌に沈着した放射性セシウム、ヨウ素131、プルトニウム、及びストロンチウムなどの放射性核種について、核種分析を実施し、その結果についてマップ上に表記し、公開してきた(※)。 ※ 空間線量率の測定結果は8月2日、12日に公表済み、放射性セシウムの土壌濃度マップについ