同ヘッドフォンは、6年にわたる研究開発を経て登場したもので、都市の騒音と大気汚染という2つの課題に取り組むために設計されたもの。ドライバーは40mmのネオジウムタイプ。11個のマイクを搭載し、そのうち8個をアクティブノイズキャンセリング用に活用している。1秒間に38万4000回モニタリングし、20Hzから20kHzの範囲で最大38dbノイズを低減するという。 通話用のマイクはビームフォーミングタイプで、アクティブノイズキャンセリング機能と組み合わせることで、ユーザーの後方や横からのノイズを除去し、クリアな音声通話が可能としている。 空気清浄機能は、イヤーカップ内のコンプレッサーが二重構造のフィルターを通して空気を吸い込み、浄化された2つの気流が、非接触型シールドを通してユーザーの鼻と口に流れるという。コンプレッサーは最大9750rpmで回転する。 静電フィルターは、ブレーキダストや工業燃焼