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創作に関するbogenbauerのブックマーク (3)

  • 物語は作れたがどんな文章で小説にしていいか分からない人のための覚書

    前回の記事 生まれてはじめて書く人のための、小学生向け小説執筆マニュアル(手順書) 読書猿Classic: between / beyond readers について、物語の作り方はわかった気がするけど、それをいざ小説にしようとすると言葉が出てこない、なんとかしろ、という意見がありました。 実は、小説の文章についても少し書いていたのですが、あまりにも小学生向けでなかったので省きました。参考になる人がいるかもしれないので出してみます。 1 小説の文章は何からできているか? 小説は、文章を通して物語を伝えるものです。 小説の文章は、大きく3つに分けられます。 《場面》、《説明》、《描写》です。 (1)説明とは 《説明》は、物語を大づかみに述べる文章です。細かいところを省略して伝えるので《要約》と呼ばれることもあります。 大づかみなので、少しの文章で、長い時間の物語を伝えることができます。 わず

    物語は作れたがどんな文章で小説にしていいか分からない人のための覚書
  • 生まれてはじめて書く人のための、小学生向け小説執筆マニュアル(手順書)

    創作論とか小説の書き方みたいなについて言うと、作家やその周辺の人が書いているせいか、かつてはその困難さを前面に掲げて、結果的に創作行為の神秘性を保守する手合が多かった。 近頃は「誰でも書ける」みたいなのも随分増えたけれど、タイトルだけ付け間違えたようなのが多くて、あいかわらず、もったいぶった文士臭さが抜けてない。 探す場所を間違えたのだと考え、はなっから「創作行為の神秘性」なんて受け付けない人たち向けに書かれたものを探した。つまり子供向けである。 学校の課題になったりするせいか、アメリカのものに、手続きだけに注力した実にアッケラカンとしたのが多かった。 ネットでフリーで手に入るものだと、National Novel Writing Month(通称:NaNoWriMo ※)のYoung Writers Program用ワークブックが、ほぼ同じ手続きを小・中・高校生向けの3種類に書き分けて

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  • 中里一日記: 少女まんがにおける暴力

    少女まんがにおける暴力 第一次大戦前に書かれたある小説から引用する: 「私はある魔法の杖を知っているのです。ただ、それを正しく使える人はひとりかふたり、それも、ほんの稀にしか使えないのです。それは、世にも恐ろしい魔法の杖で、それを使う者以上に強力です。これを使うことはしばしば恐ろしく、ときには悪です。しかし、これに触れられたものはすべて、二度とふたたびもはや平凡なものではありえません。それに触れられたものはすべて、この世ならぬ魔力を授かるのです。もし私がこの魔法の杖で、ノッティング・ヒルの鉄道や道路に触れれば、人びとはそれらを永久に愛したり畏れたりするようになるでしょう」 「いったい何のことを言っているのかね?」と国王は尋ねた。 「その力でこれまでも、つまらぬ風景は絶景となり、あばら屋は大聖堂をしのぐにいたりました」と狂人はつづけた。「とすれば、どうして同じように、ロンドンの街灯がギリシャ

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