コンテンツに価格を設定する方法について述べる。 コンテンツとは、楽しむために創られた情報である。 日本国の法律では以下のように定義されている。 第二条 この法律において「コンテンツ」とは、映画、音楽、演劇、文芸、写真、漫画、アニメーション、コンピュータゲームその他の文字、図形、色彩、音声、動作若しくは映像若しくはこれらを組み合わせたもの又はこれらに係る情報を電子計算機を介して提供するためのプログラム(電子計算機に対する指令であって、一の結果を得ることができるように組み合わせたものをいう。)であって、人間の創造的活動により生み出されるもののうち、教養又は娯楽の範囲に属するものをいう。 「コンテンツの創造、保護及び活用の促進に関する法律(平成十六年六月四日法律第八十一号)」より 1-1.情報財の特性と希少性価値説 コピー可能な情報自体には希少性がない。ゆえに情報自体には交換価値がない。もちろん
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