ほんとうにほしいもの､つくれているのか？クライアントがほんとうに欲しいものを、エンジニアは提供できているのでしょうか？ クライアントが「欲しい！」と思っている機能は仕様書になってやってこないとつくりようがないのですが、実のところ、本当に欲しいものが書かれていない、それだけでなく欲しくないものが書かれていることがあります。 このことを表現した有名な図が、「オレゴン大学の実験」（C.アレグザンダ―・他著、B6判、203頁、鹿島出版会、1977年12月、リンク先：日経BP社）になります。 ぼへちゃんの周りでもそんなことがしょちゅう起きています。 社長さんはどうやら、自社のシステムを刷新したいようです。 その会社の情報管理部門の人が、社長の意向をくみ取って（？）発注先の営業さんに要件を話したようです。 それを聞いた営業さんが張り切っています。 大きい案件ということで張りきりすぎて、ゴージャスな仕様がどんどんつくられていきます。 そして、
