「米国の2ちゃんねる」とも呼ばれる匿名画像掲示板4chan.orgが、米大手ISPのAT&Tから一時遮断された件で、AT&TはDoS(サービス拒否)攻撃に対処するための措置だったと明らかにした。 米国では週末にかけて、AT&T加入者が4chanの一部の「板」にアクセスできない状態が続き、ユーザーの間ではAT&Tによる検閲ではないかとの見方が強まっていた。AT&Tは7月27日、遮断措置を解除したことを明らかにし、この措置は4chanのコンテンツとは関係なく、DoS攻撃を受けてのものだったと説明した。 同社の顧客がimg.4chan.orgに関連するIPアドレスからDoS攻撃を受けたため、当該顧客へのサービスが中断されることを防ぐため、またほかの顧客に影響が広がることを防ぐために一時的に問題のIPアドレスの遮断措置を取ったと同社は述べている。攻撃は24日に始まったが、26日には沈静化したため、