就航からわずか3カ月で茨城空港からの撤退を発表した新興航空会社スカイマークに対し、前原誠司国土交通相は6日午前の会見で「なんの事前通告もなく、一方的に運航停止するというやり方は極めて遺憾だ」と厳しく批判した。 [フォト] 約3カ月前、茨城空港に就航当時のスカイマーク便 同社が撤退理由として、茨城空港を共用する航空自衛隊百里基地との調整が必要な点を挙げていることについては「軍民共用の空港であることは(事前に)分かっていることだ」と指摘、「公共交通機関としての姿勢に極めて疑問を感じる」と語った。 同社は先月、4月16日に運航を始めた茨城−神戸便(1日1往復)を9月1日から運休すると表明。茨城空港に就航するのはアシアナ航空(韓国)のソウル便だけとなり、国内定期便はゼロとなる。 【関連記事】 ・ 茨城−神戸線運休でスカイマークに事情聴く 国交省政務官 ・ 「英語に自信なく…」 スカイマ