教育の情報化フォーラムで3月4日、新学習要領に対応した「ICT活用実践」の発表が行われた。小学校の事例から、第2回 Microsoft Office 教職員活用コンテストにおいて「最優秀賞」を受賞した、鹿児島県の霧島市立国分北小学校 益永秀一教諭の「Excelで作る自作フラッシュ型教材を使った実践」を紹介する。 他の写真を見る フラッシュ型教材は、課題を瞬時に次々と提示するデジタル教材だが、同校では天井吊り下げのデジタルテレビに提示し、漢字(国語)や単位の換算(算数)、都道府県庁所在地(社会)の反復練習などに活用しているという。授業の始めの3〜5分、あるいは、すきま時間に活用することで効果をあげているそうだ。 漢字のフラッシュ型教材は、漢字が表示されたあと、一定間隔で自動的に読み、次の問題と次々に提示される仕組みだ。活用シーンは「1.問題提示(漢字)、順番に1人が解答(読み)」「2.