「アナログ終了まであと23日!」。一日から、アナログ放送のテレビ画面で、放送終了(24日)までの日数の表示が始まった。画面の九分の一を占める大きさだけに、総務省のコールセンターなどには苦情も多数寄せられた。ツイッター上には、地球滅亡までの日数を画面上でカウントダウンしたアニメ「宇宙戦艦ヤマト」になぞらえるつぶやきも…。「終わりの始まり」となった一日を追った。 (早川由紀美、石原真樹) 午前九時に川崎市高津区にある総務省地デジコールセンターが受け付けを開始。電話がひっきりなしにかかり、約二十五人のオペレーターが対応に追われた。テレビ局や電気機器メーカーの元社員など技術に詳しいスタッフ約三十五人も待機する。 「デジタル化はもう知っているから大きな字幕スーパーはやめて」「消せないのか」など苦情が多い。「衛星セーフティーネット(暫定的な衛星利用による難視聴対策)を申し込んだが二十四日に間に合うのか