ブックマーク / kimotokanata.hatenablog.com (4)

  • 娘氏3才になる - カナタガタリ

    月日は八つ裂き光輪のごとしとはよく言ったもので、あっという間に娘が3才になった。というか3才になってからも2週間が過ぎた。 幼稚園は楽しく通っており、見る間に社会性、語彙、行動パターンが広がりを見せており、父も母も知らない時間を積み上げている。とはいえ先生からはおとなしいと認識されているようなので、まだまだをかぶっているようだ。 今は我が家に初めて「夏休み」という概念が出現しているところだが、8月生まれのお誕生会もありがたいことに開いて頂いて、(一週間弱くらい登園期間が8月にもあった)お友達たちに祝福されていた。招待されたによれば、やはり家にいるのとは別人のようにもじもじしていたようであるが挨拶はしっかりできていたとのこと。挨拶は大事だ。 旅行記がその前の前の前フリくらいで挫折しているのでこちらで語れてはいないが、の実家にもお邪魔し、先方としては三十年ぶりくらいの新キャラ実装に大いに

    娘氏3才になる - カナタガタリ
    boku-shika
    boku-shika 2024/08/21
    膨大な書庫があるところに、親のセンスというか通じるものを感じてほっこりしますね◎ "月日は八つ裂き光輪のごとし"をどこかで使っていきたいし、口に出したいリズミカルさがありますね。
  • 夕陽のガンマンは朝日と共に――「シン・仮面ライダー」ネタバレ感想 - カナタガタリ

    余談 金田一耕助という探偵がいる。 ヨレヨレの和服に帽子を被り、興奮すると頭を掻きむしり、柔和な表情を浮かべながらも、真実を知りたいという知的好奇心には抗いがたくその推理力を鋭く発露、それによって事件が落着した後は1人孤独にその結末を抱えている男……。 幾度となく映像化もされた彼はしかし、時代背景は変わらない。(スーツを着たりすることはある)もちろん筋のミステリの都合上ということもあろうが、舞台が現代となることはない。 いわゆる横溝正史ブームの仕掛け人の1人であろう角川春樹は金田一耕助を「夕陽のガンマン」と称した。もともと彼が世に出たのは1946年のこと。角川春樹が彼に出会ったとき、既に時は流れていた。発掘された時、既に古びていた。だからこそ角川春樹は彼を担いだのだ、という。古いものはそれ以上古びることはないから。 早速彼は自らの城、角川書店から横溝正史作品の角川文庫第一弾として「八つ墓

    夕陽のガンマンは朝日と共に――「シン・仮面ライダー」ネタバレ感想 - カナタガタリ
    boku-shika
    boku-shika 2023/03/21
    夕日のガンマン辺りの思考が自身に近しいものがあり、嬉しいです。(周りではあまりその意見を聞かない故に) やはり、僕も朝日と共に……!!
  • 暴太郎戦隊ドンブラザーズ感想?「いとしきとしき」 - カナタガタリ

    ※井上敏樹氏のネタバレがあります むかーし、むかし。 ある薩摩に、一組の家族が住んでいました。 実父の死を機に大阪の放送会社を退職・帰郷し、医療機関に入職したものの当時希少な「パソコンの知識」があるということで検査職から事務職に配置換えになった父と、小学五年生で両親を失い、夜間高校に通いながら看護師となった母の間には、玉のような男の子がおりました。生まれた時に三千八百グラムありました。母は坐骨神経痛になりました。 男の子は初めての子かつ初孫で、たくさんの愛を受けてすくすく育ちました。それは父母、親戚だけでなく道行く人々からもそうでした。 ある検診を受けるために母子が電車に乗っておりますと、乗り合った見知らぬおばあちゃんから一体のソフビ人形をもらいました。平和な時代でした。 レッドホーク。 「鳥人戦隊ジェットマン」の登場人物でした。 色々時期を考えるとどうも二歳半検診の時のような気がするので

    暴太郎戦隊ドンブラザーズ感想?「いとしきとしき」 - カナタガタリ
    boku-shika
    boku-shika 2023/03/04
    「異形の花々を咲かせることにおいて一流の井上敏樹氏が伝えたいこと」とあるうに記事の中に過去の執筆作品ワードを散りばめる文章に"いとしきとしき"を感じますね。 先日龍騎の「ガラスの幸福」で砕かれた者より
  • サラリーマン・カナタ - カナタガタリ

    また、戦争が始まった。 早20年以上前、「新世紀」「21世紀」という高揚が、9.11によってどす黒く塗りつぶされてからこちら、ますます焦燥が続く日々である。 が起きている間は基的にリビングのテレビウクライナ侵攻の情勢を示す番組が何かしら流れ続けている。新型コロナが流行した時もそうであったが、こういう時は、情報を取り入れようとすることに常に積極的だ。 だから筆者もその時のように、あまり力を入れ過ぎないようにね、というに留めている。 そんな中、僅か1週間前に「お座り」が出来るようになり両親を驚かせていた娘はいつの間にかハイハイを身に着けていた。プレイマットの上で遊んでいたかと思うと2人してテレビの中の惨状に息をのんでいるうちに足元にやってきて驚かされる。 一方で、「欧州のことももちろん気がかりであるが、すぐそばの娘を放っておくなんておれはいったい何をしているのか……」と自己嫌悪にも陥っ

    サラリーマン・カナタ - カナタガタリ
    boku-shika
    boku-shika 2022/03/02
    冒頭から終わりまで、転ぶことなく楽しい内容でした。また、ジード感想待ってます。
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