26日のNY市場は現地午後2時過ぎから欧州首脳会議の詳細がチョロチョロとマーケットに漏れ、これに呼応してじりじり値を切り上げました。 「それじゃ具体的に何が決まったの?」 そう言われると困ってしまいます。なぜなら未だハッキリとした結論は出ていないからです。 しかし大筋として欧州金融安定ファシリティ(EFSF)に4倍のレバレッジをかけようではないかという事で合意が出来た模様です。 またEFSFが今後デフォルトしそうな国の国債の最初の損の一部を保証することになりそうです。つまり「EFSFを保険会社として使う方法」が支持を得ているというわけ。 ギリシャ国債は50%のヘアカットをした上で30年債(クーポン6%)と交換されるという線で銀行団との交渉が続けられています。 欧州の民間銀行のティア・ワン・キャピタル・レシオは9%を維持しようということで合意が形成されたようです。 (サルコジ大統領は今、中国