47人が死亡し、戦後最悪の火山災害となった御嶽山の噴火で、長野県は行方が分からない登山者が現時点で16人いることを明らかにしました。 警察や消防、自衛隊は現在、捜索を中止していますが、天候や火山活動の状況を見ながら再開する方針です。 長野県は3日午前10時半から会見し、災害対策本部の青柳郁生危機管理監が行方が分からない登山者が午前9時の時点で、16人いることを明らかにしました。 警察にはこれまでに安否が分からない人の情報が500件以上寄せられていたということですが、この中で登山届や登山口などの駐車場に止まっていた車、それに一緒に登っていた人や家族からの聞き取りなどをもとに総合的に判断し、現在も16人が御嶽山にいる可能性が高いと説明しました。 そのうえで、この人数は今後も変動する可能性があるとしています。 一方、16人の名前については特定できているものの家族の要望などから公開を控えるとしてい