近江八幡市の病院PFI解約について、12月15日のエントリーで書きましたが、高知県・高知市共同事業の病院PFIである高知医療センター(ホームページはここ)でも問題が発生しています。 高知新聞 12月02日 高知医療センター 本年度末7億6000万円不足 高知新聞 12月04日 高知医療センター 127億円借り換え検討 12月2日の記事では、2009年3月末で7億6千万円の資金が不足するとなっていました。12月4日の記事は、金利の低い地方債に借り換える方針を決め年間5億円の軽減を見込むとなっています。やはりPFIなので高くついている。そこで、PFIを解約して、違約金を払わざるを得ないが、資金コストの安い地方債に切り替えるということで、近江八幡市とほぼ同じパターンです。もう少し、中を覗いてみます。 1) 高知医療センターのPFI事業 高知市には、高知県立中央病院と高知市立市民病院があったのです