地方独立行政法人静岡県立病院機構(所在地:静岡県静岡市、理事長:神原 啓文、以下、静岡県立病院機構)は、総務省の地域ICT利活用広域連携事業の委託を受け、富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本 正已、以下、富士通)と共同で、地域医療連携システム「ふじのくにバーチャル・メガ・ホスピタル(以下、ふじのくにねっと)」を構築しました。2011年2月から3中核病院(注1)と13診療所(注2)を対象に実証実験を開始し、4月から本稼働させます。 「ふじのくにねっと」は、富士通の地域医療連携のパッケージをベースに構築されており、複数の中核病院や診療所が共通の電子カルテシステムを情報共有できるN対N型の地域医療連携システムです。また、静岡県立病院機構は、県内のデータセンターに全国初となる県全域をカバーする地域医療連携システムの基盤を整備し、2016年度までに、全8医療圏(注3)にまたがる県全