「だから嫌だったんだよ。やっぱりやらなければよかった!」 私たちは、そんなふうに嘆きながら、不愉快な思いをしたことに何とか説明をつけようとします。 一番ありそうなのは、状況が悪かったとか、相手が悪かったという理由で説明しようとすることです。 「あいつのせいだよ、どう考えても。それ以外にない。私はちっとも悪くない」と言いたくなるのです。 しかし、そんなふうに決めつけてしまえば、せっかくの経験から学ぶ機会を失ってしまいます。 「不愉快な思い」の中には、たいてい自分の側の落ち度が含まれているのです。 自分にも悪いところがあったからこそ、単なるアクシデントではなく「不愉快さ」を感じたのです。 その原因となった自分の問題は、正直に取り組めば、自分の中にある弱点を知るいい機会になります。 実際私たちは、なんとなくそういうことを感じてはいますが、やはり自分の失敗は認めたくない。 それと向き合うのは辛い。
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