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ラテンアメリカから見ると: 1819ティティカカ湖の浮島（その１）(050627)
ティティカカ湖で最も大きな驚異は、人間が作り、人間が住んでいるウロスの島である。 この浮島は、巨大な湖の縁に生息するトルトーラという、い草の一種を４０層にも絡み合わせて作ったものである。 ティティカカ湖は、ペルーとボリビアの国境、海抜3800メートルのところにある。 この島に住んでいるのは数百人で、スペイン人がアメリカ大陸に来る１６世紀まで、この地域を支配していたインカ帝国の抑圧から逃れて、この地に到達した先住民ウロ族の子孫である。 彼らの文化は、インカの文明の中で生き延びてきたが、いま現代生活の変化に脅かされていると指摘する人がいる。 ウロ族は、ペルー側湖岸の主要市プーノから船で３０分のところに住んでいる。 その島は、湖底に埋め込まれた木の杭に結ばれている。 １１月から１月までの雨期には、浮島は湖の上を移動する。その上を歩くと、足が何センチか沈み込む。 最も大きい島には、浮島と同
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