最新の所得税率データから、タックスヘイブン10カ国が発表された。このランキングは一定の課税が100%免除されている国、いわゆるタックスヘイブン(租税回避地)のひとり当たりのGDPに基づいて作成された。 これら10カ国は所得税率0%。1位のバミューダのひとり当たりのGDPは、日本(3万6230ドル/約406万円)の約2.5倍相当だ。 GDPは各国の生活水準を示す指標とされており、一般的にひとり当たりのGDPが高い国ほど経済的にゆとりがあるといわれている。つまりこのランキングの上位10カ国は、税率が低いだけではなく、国の経済も安定しているということになる。 しかしバミューダのような国でも、雇用形態によっては14.5%の高支払給与税が適用されるほか、関税率は平均25%と割高だ。またケイマンでは企業に従業員年金を支給する義務が課せられている。 また中東地域の国が多くランクインしているが、揮発油税及
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