タグ

2011年11月8日のブックマーク (2件)

  • 第1回 MSCS導入の準備~サーバ・クラスタの基礎知識~

    MSCSは、Windowsのサービスの1つとして動作するソフトウェアによる制御のサーバ・クラスタだ。各サーバのクラスタ・サービス同士が通信をし合って、サーバ同士が調停することで、クラスタ・グループを形成する。この際の調停作業には共有ディスクが非常に重要な役割を果たしている。 MSCSは、アクティブ-パッシブ型のクラスタであるため、共有ディスクが単一のノードからしか参照できない。そこで共有ディスクが参照できるかどうかで、クラスタ・サービスのオーナーシップを制御している。正確にはクラスタ構成を管理するデータベースの構成情報(クォーラム・リソースと呼ぶ)を保持している共有ディスクの所有者が、稼働系ノードとしてサービスを提供することになる。 Windows NT Server 4.0、Windows 2000 Serverでは、共有ディスクにSCSIインターフェイスのみをサポートしていたが、Win

    第1回 MSCS導入の準備~サーバ・クラスタの基礎知識~
  • MSFCとクイック マイグレーション

    NLBやラウンドロビンはロードバランシングがメインで、各メンバー サーバはActive-Activeの関係で構成されている。NLBであれば、1台でもNLBのメンバーサーバが生きていれば縮退運転で機能提供し続けることが出来るが、仕組み上データを保持するサービスには向いていない。 データを持つサービスに対して有効なのが「フェールオーバー クラスター(MSFC)」だ。 Hyper-Vは、1台のサーバに複数のサーバ環境を構築するので、Hyper-Vをホストしているサーバ自身が壊れると、子パーティションで稼働している全てのサーバが停止するSPOF(Single Point of Failure)になってしまう。 この問題を解決できるのもMSFCだ。 MSFCは操作/設定項目がが多いので、書では基的な構築と操作に話を限定して解説する。 フェールオーバーの動作原理 MSFCは、複数のサーバで共有して