「株がこんなに値下がりしている、チャンスだ!」値下がりしている株を単に安いと思って買ってしまう。これは投資を始めたばかりの人に多い投資の失敗例の一つだ。 かくいう筆者も投資を始めたばかりの頃には株価が値下がりしている株を安いと思って購入して度々損失を抱えた経験がある。 確かに過去の株価から見ると明らかに株価は安くなっていてお買い得のようにみえるが、このような株を買うと得をするどころか損失が膨らんでいくケースが多い。 では、なぜそのような株を買うと損失を被ることになるのか。その理由を3つ紹介しよう。 1.株価の上げを阻止する「戻り売り」と「新規売り」 自分が株を購入した後で、株が上昇して利益が出たとしてもその後すぐに株は下がり始めて損失が膨らんでいくケース。上記のような悩みを抱える投資家は意外と多い。 そのような投資家はまず株の世界に「戻り売り」と言う現象があることを知る必要がある。 本来、