阪神が今オフの補強ターゲットの１人、アスレチックスからＦＡとなった中島裕之内野手（３２）の獲得調査のため、１１月中旬にも渉外担当を緊急渡米させることが３１日、わかった。不動のレギュラー鳥谷敬内野手（３３）のメジャー流出が現実を帯びたいま、ナカジマ獲りの動きが一気に加速する。

新井、１億円以上のダウン！！　阪神・新井貴浩内野手（３７）が、球団との契約交渉で野球協約で定められている減額制限（年俸１億円以上は４０％）を超えるダウン提示を受けていたことが１日、わかった。年俸２億円から８０００万円前後の提示を受けたもよう。近日中にも球団と再交渉を行うが、話し合いが不調に終われば、そのまま退団の可能性もある。 新井がタテジマのユニホームと決別するかもしれない−。日本シリーズの真っ最中に球団と契約交渉を行っていたことが判明した。関係者によると球団が提示した来季の新年俸は２億円から１億円以上の大幅ダウン。８０００万円前後が提示された模様だ。 球団幹部は「契約の中身については話せないが、今年の試合出場から考えると厳しい数字にならざるを得ない」と言葉を濁した。 新４番ゴメスの加入で今季は９４試合出場にとどまり、打率・２４４、３本塁打、３１打点。プロ１６年目で初の日本シリーズ