人気ブランドと共同製作したバッグや傘、オリジナルの土鍋などを付録にした、宝島社の「付録付き本」の発行部数が昨年末に累計7000万部を突破し、今年2月末には7400万部に達する勢いだ。 2013年だけでも1170万部と、前年比3割以上も伸ばし、過去最高を記録。出版不況をものともせずに人気を得ている。 同社が、「付録付き本」に本格的に取り組みだしたのは05年。「イヴ・サンローラン」や「キャス・キッドソン」といった人気ブランドと組んだ「ブランドムック」シリーズを創刊してからだ。同シリーズは、「付録」自体がメーンとなる商品で、ユニークなのは、商品の企画、製造を行うのが、ブランド側ではなく宝島社だということ。バッグや傘といったグッズを作る際でも、ブランドには柄やデザインなどの協力を求めるだけにとどめ、工場探しから製品の製造責任までのすべてを同社が負う。社員が、中国にまで工場を探しに行ったケースもある
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