タグ

2013年4月9日のブックマーク (3件)

  • 広島カープの切ない魅力に取り付かれる女子大生『球場ラヴァーズ』 - エキサイトニュース

    《この真っ赤な応援は 21年むくわれていない 私と情けない同い年 広島東洋カープ》 球史に残る開幕スタートを見せた巨人に対して、いきなりつまずいた格好の広島カープ。開幕後8試合を終わってわずか2勝。 今年もまたむくわれないのだろうか……。 冒頭の台詞は、プロ野球を「応援席」「ファン」の視点から描いた広島カープ応援漫画『球場ラヴァーズ』最新1巻の冒頭に登場する。 「21年」は去年のお話なので、2013年はもう「22年むくわれていない球団」、それが広島東洋カープだ。 さて、「最新1巻」と書いたけれど、『球場ラヴァーズ』は2010年から連載されている漫画。 主人の女子高生(その後女子大生)・松田実央が、広島カープを応援するキッカケでもあった「赤い帽子の人」を探す旅が終わり、物語に一区切りがついたのが『球場ラヴァーズ~私が野球に行く理由~』第6巻での出来事。 でも、ペナントレースも広島カープの戦い

    広島カープの切ない魅力に取り付かれる女子大生『球場ラヴァーズ』 - エキサイトニュース
  • 指紋が消えた 大辞林編集者が語る「辞書人生50年」:日本経済新聞

    キャリア、転職、人材育成のヒントを提供してきた「リスキリング」チャンネルは新生「NIKKEIリスキリング」としてスタート。 ビジネスパーソンのためのファッション情報を集めた「Men’s Fashion」チャンネルは「THE NIKKEI MAGAZINE」デジタル版に進化しました。 その他のチャンネルはお休みし、公開コンテンツのほとんどは「日経電子版」ならびに課題解決型サイト「日経BizGate」で引き続きご覧いただけます。

    指紋が消えた 大辞林編集者が語る「辞書人生50年」:日本経済新聞
  • 『工場』 小山田浩子 | 新潮社

    あらゆることが細部まで描かれた、顕微鏡で精査するような文章は、読んでいるのに眺めているような感覚に陥る。ある巨大な絵の一部を、ずっと言葉で説明されている感じに面らいながら、いつしか独特の味わいに取り込まれる。 「工場」は、大河で南北に隔てられた広大な敷地を持つ工場に働きにやって来た、牛山佳子さんというぐっと来る名前の二十六歳の女性と、その兄、工場の屋上緑化の仕事を任されている研究者の三人の視点で進行する。三者三様に、異様なまでに大きな工場の魔性のようなものと、その妖しさからはねじれの位置にあるような、働くことの徒労が細かく描かれる様子は、どっちをちゃんと見たらいいんだ……、という軽い混乱を起こさせるのだけれども、よく考えたら、世界は普通に巨大な建物も人の労働も内包していて、それらが近しいものとして存在するので、この偏りのない精緻さはとてもまっとうなのではないかという気がしてくる。たとえば

    『工場』 小山田浩子 | 新潮社