トーハンは6月26日、取締役会で住吉書房(資本金1000万円、神奈川・川崎市)の全株式を譲り受けることを決議し、6月30日に株式譲渡契約書を締結した。住吉書房は1952年5月に設立。神奈川、東京、千葉に14店舗をチェーン展開し、2014年8月期には売上高約40億円を計上していた。
トーハンは6月26日、取締役会で住吉書房(資本金1000万円、神奈川・川崎市)の全株式を譲り受けることを決議し、6月30日に株式譲渡契約書を締結した。住吉書房は1952年5月に設立。神奈川、東京、千葉に14店舗をチェーン展開し、2014年8月期には売上高約40億円を計上していた。
三省堂書店は、7月20日に閉店するリブロ池袋本店跡地に新規店を出店する。オープン日は未定。6月5日付けで新店準備室を設置していた。現在、三省堂書店は33店舗を展開。新規出店は2012年5月に開店した東京ソラマチ店以来となる。
6月26日、取次準大手の栗田出版販売が倒産した(民事再生申請)。同じ日、アマゾンは「夏の読書推進お買い得キャンペーン」で、(かつての)ベストセラーを含む110タイトルの2割引販売を開始した。再販制の下で、出版社と書店の間のインタフェースとして機能してきた取次というビジネスに何が起こっているか。 「3位、4位」の不幸と再版制の空洞化 2つのイベントの間には、もちろん直接的関係はないが、日本の再販制度(独禁法の適用除外として認められてきた業界慣行)の空洞化を示すものだ。東日販の2社が寡占する市場で、3位の大阪屋が半死半生、4位の栗田が消滅という事態は、シェア云々という以上に、いわゆる「唇歯・輔車」(唇と歯、上顎と下顎)の関係にあった業界の安定化要素が欠損し、国策会社・日本出版配給(1941-1949)を母体としない取次会社が消滅したことになる。昨年9月に発表された栗田の年間売上高は329億円。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く