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2016年3月12日のブックマーク (4件)

  • 第48回 昇級を捧げる|いささか私的すぎる取材後記|みんなのミシマガジン

    2016.03.11更新 3月10日午前2時半。 第74期順位戦B級2組最終一斉対局の結果、彼がB級1組への逆転昇級を果たしたことを知った。 直後のインタビューには「名人」という文字があった。 棋士の言葉だった。 3月10日午後11時半。 電話越しの彼は、いつもの彼だった。 でも、微かな高揚の体温を声の中に感じ取った。 いや...まだちょっと信じられないです。 聞いた時は驚き以外になかった。 正直、上がれるとは思っていませんでした。 父を1月に突然亡くして、気持ちが沈んだ中で将棋を指してしまっていました。 俺はプロなんだから、なんとかしろよ、と思っていましたけど...。 普通の心ではいられなかった。 心にポカンと穴が空いてしまっていました。 だから、父が導いてくれたとしか思えない。 名人を諦めるな、と言ってくれている気がします。 僕は父に将棋を教わったんです。 6歳の時、保育園で女性の先生

  • 図書館に会いにゆく――出版界をつなぐ人々|評者◆第19回 (番外編) 図書館流通センター・仕入部|図書新聞

    に頼らない仕入来の役割を愚直に追求――「1年やって評価が最低ならば交代することもある。『仕入れた以上は売り切る』というのはそういうことだ」 ■毎週平均約1400点という膨大な数の新刊書籍がどのような経路を経て、図書館に届けられているのか――。これまでは、多くの図書館に書籍を納品する図書館流通センター(TRC)の図書装備の心臓部・新座ブックナリー、書籍の詳細な情報を付与したMARCを製作し読者と書籍の架け橋となっているTRC社データ部の状況をレポートしてきた。シリーズの最終回は、取引する図書館の目や耳となって出版社と書籍の仕入交渉をするTRC社仕入部を直撃。仕入部長を務める田辺明彦氏に話を聞いた。 ■近刊情報を仕入れて発売前に商品を確保 東京・文京区の東京メトロ丸ノ内線の茗荷谷駅前にある図書館流通センター(TRC)社ビルの4階に仕入部はある。所属する社員は16人。取引する取次は

    bookseller56
    bookseller56 2016/03/12
    「配本に頼らない仕入本来の役割を愚直に追求――『1年やって評価が最低ならば交代することもある。「仕入れた以上は売り切る」というのはそういうことだ』」
  • 本の街だからこそ 東京堂書店神保町店の自負と偏愛 | 文春オンライン

    の街、神田神保町、すずらん通り。 神田神保町は、多くの書店(世界一ともいう)が集まるディープなの街だ。その多くは古書店で、極めて専門性の高いジャンルに特化した古書店が靖国通り、すずらん通りの南側を中心に軒を連ねている(*)。新刊書店の数はさほど多くないが、三省堂書店、書泉、東京堂書店をはじめとした総合書店と、岩波ブックセンター、ブックハウス神保町、農業書センターなどの個性的な専門書店が、ごく狭いエリアに集中している。 (*)豆知識ですが、が陽に焼けるのを嫌う古書店は、通常、正面が北向きになるように道路の南側に立地しています。 今回、そんな神保町の屋さんの中でも、神保町らしい「ザ・屋」とでもいうべき店、東京堂書店神田神保町店に取材にうかがった。個人的には、神保町に行くとつい寄ってしまう、寄るとつい何冊か手に取ってしまう、お財布的に危険な屋さんだ。 スタッフの小山貴之さんによると、

    本の街だからこそ 東京堂書店神保町店の自負と偏愛 | 文春オンライン
  • ゼロワン | 若木未生 | 評者◆堀江奈津子(くまざわ書店阿久比店)|図書新聞