本を読まなかった元サッカー少年はなぜブックイベントを企画したのか。~11/11(土)『10代の自分へ。』主催のミネシンゴさんに聞く 11月11日(土)神奈川県逗子市の市民交流センター横フェスティバルパークにて「10代の自分へ。」と題されたブックイベントが開催されます。このイベントは、美容文藝誌『髪とアタシ』を発行するアタシ社が主催するもの。アタシ社が選ぶ15人が、10代のころの自分自身に向けた本を10冊選び、当日本人たちが販売をするという企画で、今回がその第1回目となります。(WEBmagazine温度発行人の碇も出店します)イベント開催にあたって、アタシ社のミネシンゴさんにお話を伺いました。 ―― 今回ミネさんはなぜブックイベントを主催しようと思ったのでしょう。きっかけについて教えてください。 ミネ アタシ社は、ブックイベントに積極的に出店しています。つくった本への思いを直接語る機会はな
PTSDの発見と解明 私がPTSD(心的外傷後ストレス障害)について初めて知ったのは一九九三年、北海道南西沖地震による奥尻島津波の被災地取材だった。避難所で自衛隊の医療チームと出会った。戦闘や空爆など戦争体験の精神的ショックから肉体的な症状を現わす人たちがいる。いわゆるシェルショック(戦争神経症)だが、これは天災による壊滅の体験者にも見られると、そう教えられた。一九九五年、阪神・淡路大震災でPTSDが語られるようになって、二〇〇〇年のアフガニスタン取材でもそんな人たちの存在を垣間見た。そして、東日本大震災である。 PTSDが戦争体験や自然災害と関係するとは知ったものの、そこにはどのような「発見」の過程があったのか、それを解き明かしてくれる通史的概説にめぐりあえずにいた。ところに本書である。南北戦争に鉄道事故、あるいは性的虐待などのトラウマ(心的外傷)による特有の症状を医師たちが「発見」する
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