ラジコンカーが高速でコースを駆け抜ける。オーバーテイクにスピン。激しく順位が入れ替わる。力の入った実況に歓声も聞こえる。コントローラーを手に持ち、真剣にレースを見つめるドライバーたち。胸のゼッケンには2つ星のロゴが光る――。タミヤがUstream配信した映像のワンシーンだ。 ミニ四駆やラジコンでおなじみのタミヤが昨年7月ごろから、ライブ配信に積極的に取り組んでいる。ミニ四駆やラジコンのレース、模型講座などをUstreamにのせて届けている。撮影と配信のほとんどすべてをタミヤ広報宣伝課の石崎隆行主任が1人で行っており、約半年で50回ほど配信してきた。 レースの様子は、かつてテレビ番組「タミヤRCカーグランプリ」で見たことがある人もいるかもしれない。30分の放送枠のうちレース紹介は5分間程度という場合も多かったが、Ustreamでは配信時間が2時間を超えることもざら。ドライバーの談笑シーンや来