米ニューヨークの学校で授業中に手を挙げる子ども(2012年2月6日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/DON EMMERT 【8月16日 AFP】米ニューヨーク(New York)市でホームレスの児童の数が増加し、小学生の7人に1人以上の割合に達する可能性があることが15日に発表された報告書で明らかになった。 子どもの貧困やホームレスの問題を研究する非営利機関「ICPH」によれば、住む場所を持たない公立学校の児童数は2015~2016年度でおよそ10万人。全体の9%を占め、1年で20%増となった。 経済と娯楽の中心都市であるニューヨークは全米で最も多くの人口を抱える一方、貧富の差が激しく、長年深刻なホームレス問題に直面してきた。 世界中のどの都市よりも富豪の数が多いニューヨークで、富とジェントリフィケーション(再開発による地区の高級化)を追求し続ければ、ささやかな給料で生活してい