東京証券取引所は、無料通信アプリ大手、「LINE」の株式の上場を10日承認し、来月株式が売り出されることになりました。上場時に想定される時価総額はおよそ6000億円で、ことしに入ってから最大となります。 海外事業の拡大を目指す「LINE」は、資金を調達するため、おととし、東京証券取引所に株式の上場を申請し、東京証券取引所は審査を行ったうえで10日、上場を承認しました。 株式の上場は来月15日の予定で、会社によりますと、上場時に想定される時価総額はおよそ6000億円となり、国内ではことしに入ってから、最大となります。 東京株式市場では去年11月、「日本郵政」と傘下の「ゆうちょ銀行」、それに「かんぽ生命」の3社が同時に上場して以来の大型上場となり、市場の活性化につながるか注目されます。 LINEはニューヨーク証券取引所にも来月14日に株式を上場する予定です。 日本とアメリカでほぼ同時に株式を上