EU=ヨーロッパ連合とイギリスは、今週12日としていた離脱の期日をことし10月31日まで延期することで合意しました。これにより、EUと何の取り決めもないまま離脱する事態はひとまず回避されることになりました。 イギリスの離脱の期日が今週12日に迫る中、EUは10日、ベルギーの首都ブリュッセルで臨時の首脳会議を開き、イギリスのメイ首相が求めた6月末までの離脱の延期を認めるかどうか協議しました。 延期の期間について、EUのトゥスク大統領が示した最長で1年とする案を多くの首脳が支持したのに対し、フランスのマクロン大統領は短期の延期を強く主張し、協議は難航しました。 およそ5時間にわたる協議の結果、各国は離脱の期日を10月31日まで延期することで合意しました。 また、これより前にイギリス議会が離脱の条件を定めた協定案を承認した場合には、期日を前倒しするとしています。 会議後の記者会見でトゥスク大統領
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