前回の記事では、移民の中には、自ら「モデルマイノリティ」と呼ばれたがる人たちがいることを取り上げました。 その理由として、「マジョリティの価値観を習得すればマジョリティに仲間入りできる」と考えてしまう場合のことを紹介しましたが、それですべて説明できたわけではありません。 というのも、自らある種の「モデルマイノリティ」になろうとする生き方を選択するマイノリティは、移民一世だけではありません。四世、五世が生まれつつある在日コリアンの中でもよく見かけますし、むしろマイノリティ一般に広くみられる行動様式だからです。
銃弾により、あるいは爆弾により、その恐怖や怒りを語る間もないままに、一瞬のうちに生が絶たれる。傷を負い、理不尽な痛みに襲われる。その場所が今後、元のままである保証も、戻ることができるという保証もないままに、住み慣れた場所をあとにする。数日前まで、市民社会の一人として、人と共に、人の中で生きていた人が、今、人を殺すための道具を手にし、名前も知らない「敵の兵士」に対峙する。何らかの事故が取り返しのつかない惨劇に繋がりかねない原発施設が、軍事力により制圧される――。 私たちは、こうした現実を前に、事態がさらに深刻化することを憂慮しつつ、ロシア連邦のウクライナ侵攻を断固として非難する。人の命を奪うことで、あるいは奪われる恐怖を人に与えることで、政治的、領土的な目的を達成しようとすることは決して許されない。私たちはロシア軍の即時撤退を要求する。 一方で、私たちは、ウクライナ侵攻に対する責任を負うロシ
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