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ブックマーク / honkawa2.sakura.ne.jp (4)

  • 図録▽人の移住範囲の国際比較

    国際共同調査の結果から、人々が移り住みながら暮らしている地域の範囲の大きさが各国でどのように違うかを図録にした。 日の特徴は、何といっても「さまざまな国で暮らしてきた」人の割合が1.1%と40か国中最小である点である。すなわち、日ほど暮らしの場所という側面での国際化が進んでいない国はないという結果が印象的である。主要先進国の多くが移民比率10%程度になっているのに対して日の移民比率が低いことも影響している(外国人人口比率2%未満、図録1171参照)。移民(外国で生まれた者)は少なくとも母国と現在住んでいる国の2か国で暮らしてきたことになるからである。 それにしても日人の国際流動性は低い。TPP交渉への参加の是非が議論されているが、糧自給率低下のリスクをかえりみずに「開国」を志向するのであれば、いざというときには国民の半数程度が外国に移り住めるように、韓国のような全国民バイリンガル

  • 図録▽主要国の家計貯蓄率の推移

    主要国の家計貯蓄率の推移を、OECD Economic Outlookの付属統計表ベースのデータによってグラフ化した(データ源はOECD.Stat)。 家計の可処分所得は、一方で、消費に回され、他方で、貯蓄される。消費に回される分の比率を消費性向と呼び、貯蓄に回される比率を貯蓄率と呼ぶ。消費性向と貯蓄率は足して1となる性格のものである。貯蓄に回された部分は、銀行預金を通じて、あるいは直接的な社債や株式の購入によって、企業の投資原資となるので、産業の発展を国内で支える基盤となるものとして重要視される。 ここで算出のベースとなっているSNA(国民経済計算)では、家計の所有する持ち家について、自分で自分に家賃を払っている形となっており(いわゆる帰属家賃)、所得にも消費にもこれが含まれている(賃貸住宅であると消費のみ)。貯蓄率は貯蓄を所得で割った値なので、帰属家賃が大きく評価されると、貯蓄率自体は

  • 図録▽東日本大震災で確認された津波の高さ

    2011年3月11日(金)14:46に東日太平洋沖で発生した巨大地震は、気象庁によって、「平成23年東北地方太平洋沖地震」と命名されたが、震災の名称としては新聞等の表記ではじまり閣議決定で確定した東日大震災とされるに至った。 「東日大震災で確認された津波の高さ」を図録に掲げた。出所は、毎日新聞2011.3.25(港湾空港技術研究所と都司嘉宣・東大准教授の調査による)、気象庁調べ(「平成23年3月地震・火山月報(防災編)」、痕跡等から推定した津波の高さ)、NHK2012.2.19報道(東京大学大学院佐藤眞司教授の研究グループによる警戒区域内初の痕跡調査の結果)および個別事例である。 ここの気象庁調べは、建物や樹木などに残っていた津波の痕跡から推定したものであり、これまで公表されてきた津波計の記録による最大の高さより高い場合が多い(大船渡は8.0m以上から11.8mへと3.8mも高く発表

  • 図録▽世界各国のセックス頻度と性生活満足度

    男性向け避妊具の大手メーカーDurex社は毎年セックスに関わる国際比較調査をウェッブサイトで行い、これをホームページで公開している。調査方法の情報、あるいは調査対象者にどのような片寄りがあるか明確にされていないので、科学的な価値は低いが、いろいろ面白いデータが掲載されており、話題性は高い。世界各国の生活上、文化上の違いをうかがうことのできる調査結果として、これまでいくつかのデータを取り上げてきたが、同様の関心から、ここでは2005年の結果から「世界各国のセックス頻度と性生活満足度」を図にした。セックス頻度はDurex社調査結果の中では新聞等で最もよく引用されものであるが、多ければ満足なのか、という問題関心から国ごとの相関図にしたものである。 (Durex社の2006年調査結果は図録2318r参照。また、より信憑性の高い性行動比較は図録2263参照。有名人の記録としては永井荷風の日記に記され

    border-dweller
    border-dweller 2010/12/28
    日本はないのか~、と思ったらそこにいたか
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