渡邉英徳先生と濱野智史先生をお招きするWS「情報を共有する」を東北大学工学部中央棟DOCKにて8月20日(土)に実施しました。 * 渡邉英徳先生からは情報を共有する為のいくつかのシステムデザインをご紹介いただきました。 まずヒロシマアーカイブについて。これは1945年当時の広島の地図に、被爆者の証言や直後に撮影された写真をマッピングしたデジタルアーカイブです。肉声や写真のほか、原爆に関する絵画やTwitter上のコメントといった複数のアーカイブによって多面的な情報共有を実現するウェブ上のプラットホームです。被災した場所に証言をマッピングすることで、面識のない他人同士がある時間と場所を共有していたことに気づかせてくれます。広島女学院高校のように証言者の多い場所は生存者が多いことを意味し、逆に投下地点の半径500mは生存者がほとんどいません。別々の場所に保管されている情報や別々の時代に記録され