カルチャーオンボーディングとは 「カルチャーオンボーディング」は、入社者と会社・部署の間にあるカルチャーのギャップや、それをつかめないことが原因で実力を発揮できずにいたり、離職したりすることを防ぐために、「タテマエ」ではない会社の独自な文化について、入社者に理解・共感してもらうための施策です。我々HR Design Lab.は、カルチャーオンボーディング施策の切り口として、大きく7つを提案していますが、今回はその中から、最も分かりやすい代表的な3つの施策に絞って紹介します。 ①カルチャーコードの作成・運用 「カルチャーコード」とは、日本企業においてよく見かける「社是」などの、いわゆる行動規範的な概念ではなく、日々の業務の中で発露される、自社らしい考え方や行動のクセを、「現場のわかりやすい言葉」で言語化したものです。 行動規範とは、「こう行動するべき」という、社会人としての模範的な行動の定義