新潟 節電社会実験で17%減 4月14日 14時29分 13日、新潟県内で、どの程度節電ができるかを検証するために企業や一般家庭に呼びかけて2時間にわたって行われた社会実験の結果、ピーク時の消費電力量は、去年の同じ時期と比べて17%減ったことが分かりました。 この節電の社会実験は、東日本大震災で発電所などが被災した東北電力が、このままでは電力の需要が増える夏に大幅な電力不足になる見通しを示しているのを受けて、新潟県が企業や一般家庭などに呼びかけて実施されました。電力の需要が1日のピークとなる午後5時から午後7時まで2時間にわたって新潟県全域で行われ、工場で製造ラインの一部を止めたり、スーパーでも売り場の照明を減らしたりするなど、節電に協力しました。新潟県によりますと、13日の実験時間中の県内の平均的な消費電力量は198万キロワットで、去年の同じ時期と比べておよそ40万キロワット減りました。