FacebookがIPO申請書類(S-1)を提出しました。 これを見た第一印象としては意外にマージンが高く、フェイスブックは利益が出やすい体質であり、よく言われる750億ドルから1,000億ドルという時価総額で仮にIPOされても、それほどムチャクチャなバリュエーションではないと感じました。 なお今回売出し金額(Proposed Maximum Aggregate Offering Price)の欄(50億ドルという数字が代入されています)はあくまでも米国証券取引委員会に払う登録料(Registration Fee)を計算するためだけの目的で記入される暫定的な金額であり、これは言わば「印紙代の計算」に他ならないのです。だから今回の50億ドルという売出し金額には特別の意味はありません。(なお登録料は57.3万ドルです。) S-1の通例として未だ今回発行株数の欄、初値設定の欄は空欄です。だからデ