12月7日(米国時間)、MicrosoftはWebブラウザー「Microsoft Edge」のJavaScriptエンジンを、「ChakraCore」としてオープンソース化すると発表した。今回はMicrosoftとオープンソースの関係について考えてみる。 2000年代のMicrosoftはオープンソース陣営(特にLinux)をライバル視していた。当時のCEO、Ballmerは2001年に「GNU GPLはガンのようなものだ」といった主旨の発言をして物議を醸していた。あれから14年。Nadella体制では「Microsoft loves Linux」とオープンソースへの取り組みを強くアピールしている。 さて、Microsoftがオープンソースに関与し始めたのは、いつの頃からだろうか。調べてみると2010年7月の「OpenStack」プロジェクトの支援から始まり、2013年1月には「Visua