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2009年7月12日のブックマーク (5件)

  • 八木啓代のひとりごと ホンジュラスのクーデター・9

    コスタリカ仲介によるホンジュラスの和解、難航しております。 というか、ホンジュラス国内では数千人規模で、反「対話」デモが起こっているようです。 要するに、「安易な和解は、民衆のためにならない」ということ。 「右翼を完全に翻意させるなら、アリアスを二度目のノーベル賞に推薦してもいいが、そうでないなら、ふざけんな」という感じ。 ベネズエラのチャベス大統領は、記者会見に真っ赤な軍服&真っ赤なベレー帽で現れて、この和解提案に関して 「なぜ、米国政府はクーデター政府に対して、もっと断固とした態度を取らないのか。クリントン国務長官の提案は、民主主義に対する欺瞞であり、間違いである」と強烈に評しております。 ブラジルのルーラ大統領なども、この交渉に悲観的な見方をしているだけに、コスタリカのアリアス大統領としては、ここでなんとかうまくまとめて、米国からの援助をがっぽりもらいたいところなんですが、お得意の「

  • 八木啓代のひとりごと ホンジュラスのクーデター・8

    多忙のためちょっとニュースが遅れていましたが、セラヤ大統領は、ヒラリー・クリントン国務長官と会談しました。 このホンジュラス・クーデター事件において、注目すべきところは、「米国が中立もしくは反クーデター側にいる」ということです。 もともと中南米では、この手の右翼クーデターは、背後に米国がいたもの。ブッシュの時代なら、いちはやく米国側によるクーデター支援が行われていたのは明白だったわけで、クーデター派は、その点では明らかに時代を読み違えたわけです。 しかし、そうはいっても、今回の米国の中立政策は、べつに気で米国が中南米の民衆の側に立ったわけでは全然なく、むしろ、ベネズエラやキューバとの関係改善を求めるオバマとしては、ここで、クーデター側に立つわけにいかないということ。 そして、一方で、米国の右派からは、オバマはクーデターを支援すべきであり、米国としてはこれ以上の中南米の「社会主義化」を手を

  • 八木啓代のひとりごと ホンジュラスのクーデター・4

    ついにEU諸国も、ホンジュラスからの大使召還を決めた模様。また、軍事援助の停止を発表。 ロシアまでクーデター非難。 米国国防総省も、ホンジュラスへの軍事援助を停止。 一方、クーデター派は、セラヤ派とみなされたサンベドロスーラ市長を更迭。(逮捕の噂も) 彼らのスローガン 「コミュニズム反対、民主主義を」「ホンジュラスを第二のベネズエラにするな」 これに対しての、笑っちゃった書き込み集(@つぃったー) 「ベルルスコーニにまで見捨てられるなんて、哀れ過ぎ」 「ホンジュラスが第二のベネズエラになったら、国民はベネズエラ人と同じぐらい幸せになれるのになあ」 「ホンジュラスの新政府が民主的だと気で思っている人は、http://tinyurl.com/ltlrvdを読むこと」 で、このつぃったーを使って、反クーデター派は、ゼネストを呼びかけているところ。 とはいえ、クーデター派がまったく孤立しているわ

  • 八木啓代のひとりごと ホンジュラスのクーデター・3

    ええ、ちょっと他でも書いたことなんですが...。 このクーデターは、すでに触れたように、ホンジュラスの富裕層が、国会の反政府派と軍とメディアを動かして起こしたものです。(メディアの所有者はいうまでもなく富裕層です) ですから、メディアがクーデター支持&セラヤ批判報道を出すのは当たり前で、それを真に受けると、「国内にセラヤ支持は少ない」という見方に陥ります。 つまり、富裕層に握られているベネズエラのメディアが執拗なチャベス批判を繰り返すのを見て、ベネズエラ世論は圧倒的に反チャベスだと気で思っていると、なぜ、彼が圧倒的得票で再選されるのか、ぜんぜんわからない、というのと同じですね。 いずれにしても秋に大統領選挙はあるのですから、それほど世論が圧倒的な反セラヤなら、クーデターなど起こす必要はないのです。 むしろ、この大統領選挙を前に、セラヤが憲法を改定して、大統領再選を可能にするのを阻止したか

  • Ex-champion Gatti found dead in Brazilian hotel