ピック病とはアルツハイマー型でも脳血管性でもない認知症。まだ明確な診断基準がありません。 トップページ > 認知症の種類 > ピック病 ピック病アルツハイマー型でも脳血管性でもない認知症 働き盛りを襲う"ピック病" ピック病は、前頭側頭葉変性症の中核的な病気です。前頭側頭葉変性症は、名前のとおり大脳のうち前頭葉と側頭葉が特異的に委縮する病気です。このうち、神経細胞内に病変「ピック球」が現れるのがピック病です。ピック病は若年性認知症の一つで、性格の変化や理解不能な行動を特徴とする病気です。 ピック病とは 現在、日本国内に1万人以上のピック病患者がいると推定されています。発症が分かりにくいこともあり、これまでピック病患者の数はそう多くありませんでしたが、病気が周知されると患者数が増えてくると考えられています。 ピック病の発症ケースは少なく、アルツハイマー病の1/3~1/10だと言われています。