ボクシングの元世界3階級制覇王者・亀田興毅氏が17日、前夜に世界ミニマム級暫定王者となった重岡優大、弟の銀次朗(ともにワタナベ)の次戦について、ともに正規王座との団体内統一戦を日本開催で実現させるために尽力することを約束した。前夜はファウンダーとしてプロデュースするボクシングイベント「3150FIGHT Vol5」で2人が王座戴冠。一夜明け、兄弟とともに都内のワタナベジムで会見し、「必ず日本に持ってくる。マネーを全ベットします」と誓った。 【画像】「おったんや」「多才やな」 ボクシング重岡兄弟・世界戦の会場にいた人気芸能人を激写 前夜は優大がWBC暫定王座決定戦で同級7位ウィルフレッド・メンデス(プエルトリコ)に7回25秒KO勝ち。銀次朗もレネ・マーク・クアルト(フィリピン)に9回2分55秒KO勝ちでIBF暫定王座決定戦を制した。同日同階級では世界初の兄弟世界王者誕生。代々木第二体育館には
ボクシングの重岡優大と弟・銀次朗(ともにワタナベ)が16日、東京・代々木第二体育館で行われた世界ミニマム級暫定王座決定戦でそろって勝利を収め、同日同階級では世界初の「兄弟世界王者誕生」の快挙を達成した。日本の兄弟世界王者は亀田3兄弟、井上尚弥&拓真に続く3組目。WBC3位の優大は同級7位ウィルフレッド・メンデス(プエルトリコ)に7回25秒KO勝ち、IBF4位の銀次朗は同級3位レネ・マーク・クアルト(フィリピン)に9回2分55秒KO勝ちした。 【画像】拳を突き上げ、歌手ASKAさんと「YAH YAH YAH」を熱唱 ハーフタイムショーでは自ら観客を盛り上げた亀田興毅氏 元世界3階級制覇王者・亀田興毅氏がファウンダーとしてプロデュースしたボクシングイベント「3150FIGHT Vol5」。直前に世界戦が頓挫しかけるドタバタもあったが、興行主としてなんとか開催にこぎつけた。「若いボクサーのために
亀田プロモーション 『3150FIGHT vol.5〜東京初進出!東京を殴りにいこうか!〜』 2023年4月16日(日)東京・国立代々木競技場 第二体育館 ▼第9試合 WBC世界ミニマム級暫定王座決定戦 12回戦 〇重岡優大(ワタナベ) KO 7R 25秒 ※左ボディ ●ウィルフレド・メンデス(プエルトリコ) ※重岡が新王者に 優大はWBC世界ミニマム級タイトルマッチとして同級王者パンヤ・プラダブスリ(タイ)に挑む予定だったが、プラダブスリがインフルエンザ感染で欠場。対戦相手を変更して同級暫定王座決定戦に臨む。 先にIBF同級王座を獲得した弟・銀次朗と共に王座を獲れば、亀田兄弟、井上兄弟に続く兄弟での世界王座獲得となる。 【フォト】重岡がダウン&KOを奪った瞬間 相手のメンデスは元WBO同級王者。21年に谷口将隆に敗れ陥落したが、その後2連勝している。 サウスポー同士の両者。1R、優大は勢
日本スーパーバンタム級3位の中川麦茶(一力)がロビン・ラングレス(フィリピン)に5回1分34秒TKO勝ち。中川の戦績は27勝(17KO)9敗2分。 ボクシング興行「3150FIGHT vol.5」(2023年4月16日、東京・代々木第二体育館=ABEMAで全試合無料生中継)第5試合、56.5キロ契約8回戦 日本スーパーバンタム級3位の中川麦茶(一力)がロビン・ラングレス(フィリピン)に5回1分34秒TKO勝ち。中川の戦績は27勝(17KO)9敗2分。 豪快に倒し切った。髪を青と黄色に染めた中川。1Rに右ストレートでいきなりダウンを奪うと、4Rにはボディーを効かせ2度目のダウン。そして5Rにもボディーを浴びせ、ダメージが蓄積したラングレスが3度目のダウン。レフェリーが試合をストップした。 試合後にはこの日が誕生日だという妻と子どもをリングに上げ、マイクパフォーマンス。ファンの拍手を浴びていた
「ボクシング・8回戦」(16日・代々木第二体育館) 前日計量後、那須川天心に対戦要求を明かした中川麦茶(34)=一力=が、ロビン・ラングレス(27)=フィリピン=とのスーパーバンタム級8回戦(56・5キロ契約)に臨み、5回TKO勝利した。 【写真】髪の色で平和を願い 誕生日の美人妻には勝利贈った 青色と黄色の髪に染めリングへ。1回に右ストレートでダウンを奪い、4回には左ボディに打ち込み2度目のダウンを奪った。5回に左ボディを決め3度目のダウン。レフェリーが止めた。 試合後はマイクを握り「この髪色、あの国の髪の色です。今まだなお、あの国とあの国が争い合ってます。実際にミサイルで撃たれることもある。厳しい現状がある」とウクライナとロシアの戦争を悲しんだ。 さらに会場に来ている報道陣には戦争中止を訴え「日本は平和でしょ。みんなも平和ボケをしているからそういうニュースもなくなってきている。俺にでき
ボクシング・ミニマム級ダブル世界戦(16日、東京・代々木第2体育館)の予備検診が14日、東京都内で行われ、出場4選手とも異常なしと診断された。WBC同級暫定王座決定戦出場の兄・重岡優大(25)と、IBF同級暫定王座決定戦に挑む弟・重岡銀次朗(23)=ともにワタナベ=は「ピリついた」と口をそろえ、対戦相手との初顔合わせに闘志を燃え上がらせた。両者が勝てば史上初の兄弟同時世界奪取となる。 「試合までリラックスしていこうと思っていたけど、相手の顔を見たら一瞬でスイッチが入った。殴りたくなった」と優大。対戦する元WBO同級王者メンデス(プエルトリコ)はリラックスムードで、プロ6戦(全勝4KO)の優大と20戦(18勝6KO2敗)の元王者でコントラストを描いた。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く