ボクシングの51・5キロ契約ノンタイトル8回戦が14日、東京・後楽園ホールで行われ、東洋太平洋フライ級王者の桑原拓(27)=大橋=がWBCメキシコ同級王者ホセ・リバス(29)に1回51秒TKOで完勝した。WBA6位など3団体で世界ランクに入る桑原は開始直後に踏み込んでの左フックでダウンを奪取。再開後に強烈な左を振るうと、リバスは意識を失って棒のように倒れる鮮烈なKO劇となった。 「いい感触でした。ただ、初めてのメキシカンで、メキシコらしさを感じたかったんですけどその前に終わりましたね」と桑原は目を細めた。世界挑戦へ向け最高のアピールになる試合内容。試合を見守った大橋秀行会長は次戦で東洋太平洋王座防衛後に世界挑戦というプランを明かした。
フルトンの決断は大胆 5月7日、横浜アリーナで前バンタム級4団体統一チャンピオン井上尚弥(大橋)の挑戦を受けるWBC・WBO世界スーパーバンタム級統一王者スティーブン・フルトン(米)が母国アメリカのメディア、ライバルから好意的な対応を受けている。パウンド・フォー・パウンド・キングの一人、井上とアウェーで対戦に応じた剛気、そしてファンから待望されるカードの締結が見送られるケースが目立つ業界に風穴を開けた功績が見逃せない。 振り返ると初めにオファーを出したのは日本(井上)側だったようだ。井上がWBO世界バンタム級王者ポール・バトラー(英)に11ラウンドKO勝ちし、バンタム級4団体統一王者に就いた直後にフルトン側に対戦が打診されたという。だが、フルトンのストーリーをレビューしてみると彼が2021年1月、アンジェロ・レオ(米)に判定勝ちでWBO世界スーパーバンタム級王者に就いたあたりで井上が122
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く