本の読み方を聞かれて改めて思い返してみたら割とシステマチックに多数の本を同時に読み進めていたのでいったんまとめておく。自分が少しでもたくさん、そして楽に読むためにやっていたらいつのまにかこの方法になっていた、というだけの話で、こうすることでたくさん読めるようになる話ではない。そもそもたくさん読むことに、意味は無いと思うべきであると思う。たくさん読むことがいいことだと言うのは大抵本を出す側の人間である。 さて、僕はいろんな本を同時に読み進めている。最近はKindleも加わったのでその傾向はさらに強まった。おそらく僕以外の人でも、同時に何冊もの本を持ち運んでも重さが変わらない電子書籍によって、並列的に本を読み進めることが増えるのではないか。増えないかもしれないが、しかし同時に読み進めることでいくつかの利点が生まれるように思える。 1.同分野であれ異分野であれ、それぞれの本がそれぞれの内容にセレ