『ルートヴィヒ』でブレイクしたドイツの新星、ザビン・タンブレア (C) Global Screen GmbH / Stefan Falke ザビン・タンブレア なんと麗しい!『ルートヴィヒ』でタイトルロールを演じたザビン・タンブレアは“美貌の王”の名にふさわしい美青年だ。もっとも印象的だったのは、王子時代の乗馬シーン。一見すると神経質そうな雰囲気なのに、馬に乗って駆け回るときには活発であどけない笑顔をはじけさせて、それがとてもかわいらしいのだ。そこにザビン自身の素の表情が現れていたようにも見えたし、ルートヴィヒ2世という役柄の素が表現されていたようにも見えた。 ・【この俳優に注目】伸びしろも十分!『少年は残酷な弓を射る』冷酷美少年の今後に注目 ルートヴィヒ2世は19世紀半ばのバイエルン王で、18歳で即位。隣国が主導権争いを繰り広げるなか、彼は戦争にも権力にも嫌悪感を抱き、芸術だけを愛した。