作家・殊能将之さんが死去 49歳 映画『ハサミ男』原作者 2013年3月30日 14時09分 [シネマトゥデイ芸能ニュース] 作家の殊能将之さんが今年2月11日に死去していたことが明らかになった。49歳。 学生時代から親交があったという書評家・翻訳家の大森望が30日、ツイッターで「ミステリ作家の殊能将之氏が今年2月11日に亡くなりました。享年49。ご遺族の意向で伏せられていたそうですが、殊能氏と縁の深い雑誌『メフィスト』の最新号に訃報と追悼記事が掲載されています」と明かした。同誌は4月に発売される。 殊能さんは福井県出身。1999年に「ハサミ男」で第13回メフィスト賞を受賞してデビュー。その後は「美濃牛」「鏡の中は日曜日」といった作品を発表したが、長編小説は2004年の「キマイラの新しい城」を最後に発表が途絶えていた。 2005年にはアヴラム・デイヴィッドスンの短編集「どんがらがん